2010アカデミー賞

16回の開催中5回は見てるネイチャージモントークライブから帰宅。
今日は、ネイチャーが自分の温室で育てたイチゴをお客全員にふるまってくれたよ。
おいしかったよ。
これはまた改めて備忘録代わりに書くとして。

ただいま録画で
私のWOWOW加入最後の日のアカデミー賞を視聴中。

大好きなアン・ハサウェイが司会なのはうれしい。

オープニングや途中の曲関連の賞のときのムービーとか
パロディ具合とかも上質で面白くてさすがです。

けど!

お気に入りの「ソーシャル・ネットワーク」が
英国王のスピーチ」に負け尽くしたのが残念いやむしろ納得してないぞ!
せめて脚本賞はとると(勝手に)思ってたのに。

ほんと「英国王のスピーチ」旋風すごいです。
脚本賞をとったことと、町山智浩がほめていることからも
おもしろいのは想像が付きますな。

しかし!

英国王が吃音を克服した話って…素晴しいけど映画としては予想つくじゃん!
100年前にも存在してそうな映画じゃん!
いや、見たら絶対泣いて感動する自信がありますけど。

ソーシャル・ネットワーク」のほうが
チャレンジしていることが多いというか。
見る人で意見やツボがわかれたり
主人公に万人が共感できない(らしい)のに引き込むあの面白さとか
題材のとりあげるタイミングとか、
あれをデビット・フィンチャー監督がつくったっていう文脈とかがもう最高じゃん!

なんだよアカデミー賞
審査員の平均年齢高いってこういうとこに出るんだよ!

インセプション」も無念。
すごく面白かったし、あれを見たとき、
世界中の田舎とかでも公開されるような超ハリウッドメジャー作品でさえ
ここまで複層的なものを平然とつくるようになったのか
という感慨が忘れられないっす。
クリストファー・ノーラン監督はいつもすごい。

あの監督の作品をみていると
大衆向けになんらかの商品をつくって届ける職業についてる者として
いろいろ考えざるをえなかったですよ。
いや、思い入れが強すぎるだけかもですけど。

でも、なんだかんだいって
アカデミー賞授賞式みると、なんか圧倒的なパワーを感じるなー。
なんでもアメリカがすごいとは思わないけど、
日本のレコード大賞とかのズブズブ具合を見てるとそう思う。

いかん、後ろ向きなことを書いてしまった。寝よう。